婚活悩み相談ブログ
婚活を始める前の不安と戸惑い
婚活を始めるとき、多くの人がまず感じるのは「不安」や「戸惑い」ではないでしょうか。自分だけが取り残されてしまったような孤独感、どこから手をつければいいのか分からない漠然とした不安、そして失敗することへの恐れ。私も例外ではなく、まさにその感情の渦中にいました。
それまで「俺、本当に結婚できるかな」と軽く言い合っていた友人たちが、次々と自然な流れで恋愛をし、結婚していくのを見て、心の中では祝福しながらも、焦りと劣等感が募っていく毎日。

SNSで報告される結婚式の写真や幸せそうな家庭の様子を目にするたびに、「私は何をしているんだろう」と自問自答し、落ち込んでしまうこともありました。
「じゃあ、自分もそろそろ婚活を始めよう」と思っても、いざ動き出そうとしても何から手を付けたらいいから分かりません。
結婚相談所?マッチングアプリ?それとも婚活パーティー?情報は溢れているけれど、自分に合っているものが分からず、ネットで調べては迷い、時間だけが無情に過ぎていく…そんな状態がしばらく続いていました。
しかし「行動あるのみ」、そんな私でも一歩を踏み出し、実際に婚活をスタートさせてみたことで、少しずつ世界が変わり始めました。

もちろん、最初からうまくいったわけではありません。むしろ、たくさんの失敗や挫折を経験しました。「やっぱり私には向いていないのかもしれない」と心が折れそうになったこともあります。
それでも諦めずに試行錯誤を重ねる中で、自分自身と向き合いながら、本当に大切にしたい価値観や、理想のパートナー像が少しずつ見えてきました。そして最終的に、結婚を意識できる相手と出会うことができたのです。
この経験は、今まさに婚活を始めようか迷っている方、またはすでに活動中でうまくいかずに悩んでいる方にとって、何かのヒントになるのではないかと思っています。
いつもは客観的な切り口を心掛けていますが、この記事では、私のリアルな婚活体験をベースに、いつもよりは個人的な言葉で「成功するために必要な心構えと実践例」について具体的にお伝えしていきます。
婚活に不安を感じている方が、少しでも前向きな気持ちになれるような内容を目指していますので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
婚活を始めるためにやったこと:心と行動の準備
婚活を始めると決めたとき、私が最初に取り組んだのは「自分を知ること」でした。いきなり相手探しに飛び込む前に、自分自身がどんな人間で、どんな結婚を望んでいるのかを明確にすることが、何よりも大切だと思ったからです。
そのためにまず行ったのは、紙とペンを用意して、頭の中にあるモヤモヤを全部書き出すこと。たとえば以下のような問いに、自分なりの答えをじっくりと考えてみました。

いざ書き出してみると、これまで自分がどれだけ漠然としたイメージだけで「いい人と出会いたい」と願っていたかに気づかされました。「優しい人がいい」「趣味が合う人がいい」といった曖昧な希望ばかりで、具体的なイメージや現実的な視点がまったくなかったのです。
また、自分自身を客観的に見つめ直す中で、思っていた以上に自分の弱さや未熟な面にも気づきました。たとえば、すぐに相手に期待しすぎてしまう癖や、完璧を求めすぎていたところです。
逆に、人の話を聞くのが得意だったり、前向きに物事を捉える強みも再認識できました。このプロセスは、自分を責めるためではなく、「どんな相手とどんな関係を築いていきたいのか」を考えるために必要な土台作りだったのだと思います。

そして、ある程度自分の軸が見えてきたところで、次に考えたのが「どんな方法で婚活をスタートするか」でした。いきなり高額な結婚相談所に登録するという選択肢もありましたが、私はまず、婚活の雰囲気や流れに慣れるために、婚活パーティーやマッチングアプリといった、比較的気軽に始められる方法を試してみることにしました。
これは、いわば「婚活慣れ」するためのステップ。いきなり本気度の高い場所に飛び込んで空回りしてしまうより、まずは人と会うこと、会話することに慣れ、自分の立ち位置や反応を知ることが先だと感じたからです。実際に参加してみると、理想と現実のギャップに気づくことも多く、それが今後の活動にとても役立ちました。
婚活は「戦略」でもあり、「自分磨き」でもあります。出会う前に自分自身を整えておくことで、無駄な遠回りや失敗も減らせる。そう実感した最初の一歩でした。
初対面でやらかした私の失敗談
最初に参加した婚活パーティーでは、緊張のあまりまったく会話が弾まず、ただただ気まずい時間が過ぎていくだけでした。いざ目の前に女性が座ると頭が真っ白になり、何を話せばいいのか分からなくなってしまったんです。
とりあえず無難に、「趣味はなんですか?」「休日は何してますか?」と、ネットで見かけたようなテンプレ質問をいくつか投げかけてみたのですが、相手の女性も明らかに退屈そうな様子。リアクションも薄く、どんどん空気が冷えていくのが分かりました。そして案の定、そのまま連絡先の交換にも至らず、連絡も来ず、撃沈。

この経験から強く反省したのが、「準備不足」と「他人任せの会話スタイル」でした。自分では話そうとしていたつもりでも、相手の反応に任せてしまい、自分から話を広げる努力をまったくしていなかったんです。
よく考えれば、婚活の場ってお互いが初対面で、しかも緊張しているのが当たり前。だからこそ、自分の緊張だけに意識を向けるのではなく、相手の緊張もほぐす“場を温める力”が本当に大切なんだと痛感しました。笑顔でリアクションを返したり、相手の話に共感を示したり、自分からエピソードを交えて会話を広げる姿勢が必要なんですよね。
最初のデートで意識したことと成功体験
初めてマッチングした女性とのデートでは、婚活パーティーの時とはまた違った種類の緊張感がありました。やり取りを重ねてやっとたどり着いた初デート。
なのに、「デート場所はどこが無難だろう?」「どんな服装が好印象なんだろう?」「どんな話をすれば嫌われない?」と、あれこれ考えすぎて、前日は眠れないほどでした。(笑)

彼女とは婚活パーティーでカップリングして、その後何度かメッセージのやり取りを重ねて、「この人とは会話のテンポが合うな」「価値観も近そう」と感じた女性がいました。返信もマメだし、文面からも伝わってくる優しい空気感に、自然とこちらも心を開いていったんです。
初めて会った日は、イタリアンレストランでのランチデート。初対面にもかかわらず、思った以上にリラックスして話ができました。
お互いの趣味や家族のこと、好きな食べ物の話なんかで盛り上がって、2時間があっという間。彼女も終始笑顔で、「今日は楽しかったです、またごはん行きましょうね」と言ってくれて、これは本当に手応えがあるかも…と、少し浮かれていました。

ところが、その後のやり取りで、少しずつ違和感が出てきました。こちらからメッセージを送っても、返信が翌日や翌々日に遅れるように。内容も、「うん」「そうなんだ〜」といった短文が増えて、以前のようなリアクションが返ってこなくなったんです。
「忙しいのかな?」「体調でも悪いのかも?」と自分を納得させようとしながらも、どこかモヤモヤが拭えず。思い切って「また会えたら嬉しいな」とメッセージを送ってみたけれど、返信は来ないまま、時間だけが過ぎていく…。そこでようやく、“あ、これがフェードアウトか”と現実を突きつけられました。
正直、そのときは結構キツかったです。手応えを感じていた分、落差が激しくて。「何か嫌なこと言ったかな?」「もっと気を遣えばよかった?」と、ひたすら原因を自分に求めてしまいました。

でも、時間が経って冷静に振り返ると、たぶん相手も「なんとなく違う」と思っただけなんですよね。お互いに悪気があったわけじゃない。ただ、フィーリングが微妙にずれていた。それだけのこと。
婚活って、こういう「うまくいきそうだったのにダメだった」が本当に多い。だからこそ、いちいち一喜一憂してたら心が持たないんだなって実感しました。
以降はフェードアウト=相性が違っただけ、と割り切れるようになったし、「合う人とは自然と続く」を自分の軸にするようになりました。
その後も何度かフェードアウトをされ続けて、いよいよ5人目の女性とデート。落ち着いた雰囲気のカフェでランチをしながら、今回もゆっくり2時間ほど話をしました。
最初はお互い少し固かったのですが、ふと相手の仕事について「どんなところが大変?」「どうしてその職業を選んだの?」と少し踏み込んで聞いてみたんです。
すると、彼女がとても嬉しそうに、自分の仕事に対する想いや日常について語ってくれて。真剣に耳を傾けているうちに、こちらの緊張もいつの間にかほぐれていきました。

この時に心から実感したのが、婚活というのは“相手を選ぶための活動”ではなく、“一人の人間と向き合う活動”なんだということ。
その時に感じたのは、「完璧な正解を探そうとすること」自体が、かえって緊張やぎこちなさを生むということ。むしろ大事だったのは、事前に用意した会話ネタよりも、その場で相手にちゃんと興味を持って話を聞くことでした。
条件や正解にとらわれず、目の前の人を知ろうとする姿勢こそが、一番大事なんだと気づかされました。無理に自分を作り込むよりも、素直に相手を知ろうとするだけで、自然な笑顔や会話が生まれてくるものなんですよね。
婚活を続ける中で感じた心の変化と成長
婚活中はどうしても「比べてしまう」瞬間があります。マッチングした人より、別の人の方が条件がいいんじゃないか?あいつはすぐに交際に発展しているのに、自分はいつも途中で終わってしまう。
外に出ると幸せそうなカップルが目につき、SNSを開けば友人が結婚したという報告ばかり。焦りと不安がじわじわと胸に広がって、「自分には何が足りないんだろう…」と落ち込んでしまうこともありました。

でも、そんな中でふと気づいたことがあるんです。「他人と比べる婚活は、自分を見失う婚活になる」ということ。
人にはそれぞれのペースがあって、出会うタイミングも、惹かれ合う相手も全く違います。比べたところで、自分の今が変わるわけではないし、むしろ焦ることで判断を誤ったり、自分の本音にフタをしてしまったりする事になります。
そんな不自然な婚活では、うまくいくものもうまくいくはずもありません。私自身、何度も失敗や挫折を経験する中で、少しずつ心の持ち方が変わっていきました。
それはまるで“婚活”というフィルターを通して、自己理解を深めていくプロセスのようでもありました。うまくいかない時期があったからこそ、自分の短所や思い込みに気づけたし、どうすれば自分らしく人と関われるのかを考えるきっかけにもなりました。
そんな経験を重ねる中で、私は少しずつ魅力を育てていけたと思っています。外見を整えることも大事だけど、それ以上に大切なのは内面の柔らかさ、素直さ、そして自分自身に対する肯定感だと実感できたのです。

婚活で本当に大切なのは、目を引くテクニックや完璧に整えたプロフィールではありません。一番大切なのは、「誠実な姿勢」と「継続する力」です。
自分自身をしっかり理解し、無理に理想を演じることなく、ありのままの自分で向き合うこと。相手の立場や気持ちを想像し、興味を持ってリスペクトすること。そして、何よりも焦らず、比べず、肩の力を抜いて、自分のペースで歩み続けることが必要です。
こうした姿勢は、一朝一夕で身につくものではありません。成果が出るまでに時間がかかることもあるし、遠回りに思える瞬間もあるでしょう。
でも、どんなに不器用でも、どれだけ時間がかかっても、誠実な気持ちを持って諦めずに続けていれば、ちゃんと道は開けます。私自身がその証拠です。だからこそ、どうかあなたも、自分を信じて進んでください。チャンスは、誠実に向き合い続けた人のもとに、必ずやってきます。
まとめ

以上、この記事ではリアルな婚活記録について書かせて頂きました。
今回のブログはいつものタッチと異なり、婚活に挑んだときのリアルな体験を綴っています。最初は「これで本当に出会えるの?」「うまくいかなかったらどうしよう」と期待よりも不安の方が大きかったのを覚えています。
実際に活動を始めると、プロフィールのやりとりから初対面の気まずさ、交際中の小さな違和感まで、思っていた以上に感情の浮き沈みがありました。でも、その中には確実に自分を知るヒントや成長のきっかけもありました。
「みんなこんなに悩むの?」「自分だけうまくいってない?」と感じている方にこそ読んでほしい、失敗や迷いも含めた等身大の記録です。ほんの少しでも共感や気づきにつながれば嬉しいです。

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