婚活悩み相談ブログ
「子どもが欲しい」と言えない40歳女性の本音
40歳という年齢が、自分をじわじわと急かしてくる――そんな焦りを感じたことはありませんか?
若い頃は“いつか結婚すれば、自然と子どもができる”と、どこか楽観的に思っていた。
妊娠や出産のことを、人生設計のひとつとして深く考えることもなかった。
けれど、気づけば周囲の友人たちはママになり、ママ友同士で育児の話をしている。SNSには「2人目が生まれました」「育児大変だけど幸せ」といった投稿が溢れ返っている…。
「35歳で出産」はもはや“ギリギリの奇跡”ではなく、ちゃんとした準備と運に恵まれてやっと叶えられる現実だということを突きつけられます。
そしていい出会いに恵まれないまま40歳を迎え、より一層焦る気持ちに押しつぶされそうになります。40歳は、医学的には「高齢出産」とされる年齢です。妊娠の確率も、出産へのリスクも、決して無視できなくなってきます。

それは頭では十分理解していても、「もう無理かもしれない」と完全に諦めきれるほど心は割り切れていない事が多いです。
ほんの少しの望みを、まだ手放したくない…「もう間に合わないかもしれない」という現実と、「もしかしたら、まだ間に合うかもしれない」という希望、その狭間で揺れ続ける一番複雑な年齢ではないでしょうか。
だからこそ、婚活の場で「子どもが欲しい」と言うことが、とても怖く感じてしまいます。この言葉を出した瞬間に、「重たい」「プレッシャー」「焦っている女性」と思われてしまうのではないかと。
せっかく性格や価値観、条件面でマッチしそうな相手がいても、子どもの話を出したことで一気に引かれてしまうのではないか?そんな風に考えて、つい口ごもってしまう人も多いのです。

「私は、子どもが欲しい」。この本音を伝えられないことが、婚活において自分自身を“曖昧な存在”にしてしまっているような気がします。気持ちにフタをしてしまえば、相手もあなたの本当の願いに気づけないでしょう。
そして、どれだけ話が進んでも、「やっぱり価値観が違った」と最後にすれ違ってしまう。
では、どうすればいいのでしょうか?
重要なのは、「いつ」「どう伝えるか」のバランスです。出会ってすぐ「私は子どもが欲しいです」と伝えるのは、確かに相手にとっては重くプレッシャーかもしれません。
でも、「この人は真剣に将来を考えている」と受け取ってもらえるような伝え方なら、むしろあなたの子供を望む子持ちは相手の心に響くことだってあるのです。
あなたが“早すぎるアピール”をしているわけではありません。ただ、自分の人生と年齢を冷静に捉え、将来を真剣に考えているだけで、それはむしろ素敵なことだと思います。
声に出すのが怖くても、「子供を望んでいる」と誰かに打ち明けたい気持ちが「少し」でもあるのなら、それはあなたの“本音”です。その想いを無理に押し殺す必要はありません。
今すぐには言えなくてもいい。だけど、「本当はこうしたい」と思っている自分を、自分自身が否定しないであげてください。そして少しずつでもいいから、その気持ちを言葉にしていくことで、結婚への道のりは確実に前進しています。

「子どもは欲しい、でも言えない」
「時間は限られている、でも焦りたくない」
この相反する感情のあいだで揺れながらも、自分の未来を信じて前に進もうとするあなたの姿は、とても誇らしいです。そして、きちんと向き合ってくれる相手と出会えたとき――その覚悟は、きっと受け入れられるはずです。
子どもを持つかどうかだけが、幸せの尺度ではありません。けれど、もし「欲しい」と思っているのなら、その気持ちに素直になっていいと思います。つまり40歳は、もう終わりではなく、“次の人生を選ぶタイミング”の転換期なのです。
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選ぶ立場から“選ばれる立場”へ──そのリアルと向き合う
20代や30代前半までは、婚活において自分が“選ぶ側”であるという感覚を、どこかで自然に持てていたかもしれません。容姿も若さも武器になり、「理想の相手に出会えるかどうか」が焦点だったあの頃。たとえうまくいかない恋愛が続いたとしても、「まだ出会っていないだけ」と信じられる余裕がありました。
けれど、39歳ともなると状況は変わってきます。お見合いでもアプリでも、申し込みの数が減り、「選ばれる側」として立たされている感覚が日に日に強まってきます。そしてその変化に対して、素直に受け入れることができず、モヤモヤした気持ちを抱えたまま婚活を続けている女性も少なくありません。
なぜなら――まだ“妥協したくない”から。

婚活において“妥協”という言葉は、まるで「負け」や「降参」のように響きがちです。条件を下げること=自分を下げることのように感じてしまう。でも、それって本当に妥協なのでしょうか? ここで問われるべきは、相手のスペックではなく、自分の「選択の質」です。
恋愛の選択は、「できる・できない」で測るものではありません。本質は、「誰とならできるか」。その視点に切り替えたとき、自分にとって本当にフィットする相手の輪郭が見えてくるのです。
たとえば、高年収で清潔感があり、真剣に人生をともに考えてくれる男性。そんな希望を持っている方も多いでしょう。ただ、そういった条件を持つ男性が、30代半ば〜40代後半に多くいるとしたらどうでしょうか?
つまり、年齢条件を少し広げてみることで、あなたの理想に近い相手と出会える可能性が高まるとしたら――それは妥協ではなく、柔軟な思考の証です。
また、アラフォー同士の出会いには、共通する価値観や人生経験があり、無理なく通じ合える関係性が育ちやすいというメリットもあります。
仕事の苦労、親の介護、将来の不安。そうした話題を同じ目線で話せる相手こそ、真のパートナーと言えるのではないでしょうか。

反対に、若い世代の男性に強く惹かれてしまう女性も少なくありません。ですが、その恋愛には、どうしても“出産リミット”を意識した焦りがついてまわります。「早く決断してもらわないと」「タイムリミットが…」と急かすような関係性は、相手にとっては重たく映ることも多いのです。
そう考えると、焦らなくていい関係性――たとえば同年代や年上の男性との関係は、落ち着いた心で築ける安心感があります。自分を急かさず、自然体でいられる関係は、恋愛において最も大切な土台かもしれません。
たしかに婚活市場には、“年齢フィルター”が存在します。年齢によって最初から検索から外されてしまうこともあるでしょう。しかし、だからといって「価値がない」と自分を責める必要はありません。その現実を知ったうえで、「じゃあどうすれば、自分らしい幸せにたどり着けるか」と考えることが大切です。
これは、“市場に流される”という話ではなく、“市場を理解したうえで自分の戦い方を変える”という選択が必要になります。

理想の相手を探し続けることは、悪いことではありません。でも、“理想のままの条件”にこだわるより、「理想の人生を一緒に築ける相手」を探す方が、ずっと大切です。
40歳だからこそ、目先のスペックやトキメキに振り回されるのではなく、「この人と一緒なら、自分らしくいられる」と思える相手に注目してほしい。その出会いが、人生を変えるターニングポイントになるかもしれません。
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「妥協」ではなく「受け入れ」。それは未来への“選択”
婚活のなかで「妥協」という言葉に胸が締めつけられる瞬間があります。それは多くの場合、「自分が負けた」と感じてしまうから。理想に届かない選択をした=夢を諦めたような気がして、自尊心が揺さぶられるのです。
でも、本当の幸せとは、完璧な条件の相手を“手に入れる”ことではありません。本質は、「この人となら一緒に歩いていける」と思える相手と、信頼と尊重のある関係を築くことが大切です。
その気づきがあったとき、「受け入れること=諦めること」という捉え方が、やがて変わっていきます。
たとえば──
✅「恋愛のドキドキより、自然体で笑い合える時間の方が心地よかった」
✅「外見や年齢ではなく、困ったときに黙ってそばにいてくれる存在が心強かった」
こうした“日常の安心感”をくれる人は、派手さはないかもしれません。でも、長い人生をともに生きるうえで、その存在こそが何よりの支えになるのです。
妥協という言葉にネガティブな響きがあるのは、そこに「我慢」や「引き算」のニュアンスが含まれているから。でも実際には、あなたの心が納得して選んだ相手なら、それは妥協ではなく「選択」です。
違いは、選んだときに感じる感情にあります。仕方なく選んだ相手”ではなく、未来の自分に寄り添ってくれる相手を、自分の意思で受け入れた”という確かな実感に繋がります。
この違いが、結婚後の幸福度に大きく影響します。特に、子どもを望む気持ちがある場合、どうしても“時間との戦い”を意識してしまいがちです。
妊娠・出産という現実を前に、「早く決めないと」「理想の条件を捨てられない」という焦りが募ってしまうのは自然なこと。
でも、その焦りが心を曇らせ、「好きな人と結婚したい」ではなく、「タイムリミットに間に合う人と結婚したい」との誤った思考を持つ危険性をはらんでいます。

・けれど、よく考えてみてください。仮にその相手と子どもが授かれなかった場合、それでも一緒にいたいと思える人でしょうか?
・子どもがいない人生になったときでも、あなたを深く理解し、人生のパートナーとして支えてくれる存在でしょうか?
人生は予想どおりには進みません。だからこそ、子どもという“望み”に縛られるのではなく、「どんな未来になっても大切に思える人」と歩む選択が、長い目で見たときに自分自身を救ってくれるのです。
40歳という年齢は、もしかしたら「結婚適齢期」とは呼ばれないのかもしれません。でもそれは、あなたが選ばれる価値がないという意味では決してありません。

むしろ、「自分のこれからの人生をどう生きるか」を真剣に考えることができる、成熟した年齢です。
「もう選択肢が減ってしまった」と悲観する必要はありません。むしろ、「本当に自分に必要なもの」が見えるようになったというポジティブな変化とも言えます。
つまり、この年齢で出会う人たちには、どこかしら“覚悟”や“本気”があります。あなた自身がこれまでの人生で培ってきた経験や価値観と真剣に向き合い、未来に必要なものを見極められる目を持っている。それは何よりの武器です。

「理想に届かなかった」相手ではなく、「自分を大切に思ってくれた」相手を、心から受け入れる。この受け入れこそが、あなたの人生を静かに、でも確実に支えてくれる基盤になります。
選ばれなかったことに執着するよりも、自分を選んでくれた人の真意に目を向けてみてください。その選択は、あなたにとって決して「負け」ではなく、「自分の人生に責任を持った第一歩」になるはずです。
まとめ

以上、この記事では40歳女性と子供の葛藤について書かせて頂きました。
40歳という年齢で、結婚も子どもも諦められない、そして声に出せない葛藤を抱える年齢でもあります。
「本当に大切な人」と巡り会う為に条件を広げる事は理想を捨てるのではなく、今の自分を信じて選ばれる側に立ってみる。それは「妥協」ではなく「受け入れ」によって生まれる未来の可能性です。
結婚の幸せは、必ずしも子供を授かる事ではなく、心に寄り添い、人生を豊かにしてくれる人と歩む人生ではないでしょうか。
💡こだわりを捨てて、ふっと心が軽くなる20のこと
- 「年収は○○万円以上じゃなきゃ」からの解放
- 「身長170cm以上じゃなきゃ無理」からの脱却
- 「初婚じゃないと…」という縛りを手放す
- 「長男はNG」という偏見をゆるめてみる
- 「イケメンが好き」から「安心感が好き」へ
- 「同年代じゃないとダメ」ではなく「相性重視」に
- 「学歴フィルター」を外して本質を見る
- 「おしゃれじゃないと無理」からの目覚め
- 「地方在住は対象外」ではなく暮らしの質を重視
- 「共通の趣味がないと無理」から価値観重視へ
- 「車を持ってないと…」という条件を見直す
- 「親と同居は絶対イヤ」を一度見直してみる
- 「LINEの頻度=愛情」という思い込みを外す
- 「リードしてくれない男性は無理」をゆるめる
- 「結婚歴がある人=問題あり」という偏見を捨てる
- 「年下は頼りない」ではなく「年齢は関係ない」へ
- 「共働きしない男性は無理」からの再考
- 「初対面の会話のテンポが合わない」からの柔軟性
- 「SNSの使い方が気になる…」を笑って流せる余裕
- 「恋愛のドキドキ=愛」ではなく「安心=愛」へ
