婚活悩み相談ブログ
「全部払うよ」は本当に好意?それとも投資?
「デート代は全部出すよ」「プレゼントも遠慮しないで」——交際初期、こんな風に惜しみなく尽くしてくれる男性に出会うと、「大切にされている」と感じるでしょう。
でも、ちょっと待って下さい。その“優しさ”が、実は“見返り目的”だったとしたら?そして、別れを告げた瞬間に「お金返して」と豹変されたら……?

恋愛初期は、お互いをまだ深く知らない時期です。だからこそ、金銭面でのトラブルは起こりやすいです。今回は、実際にあったトラブル事例をもとに、「優しさの裏側」に潜む落とし穴について掘り下げていきます。
交際スタート直後、あまりにも“金払いがいい”男性に出会った経験はありませんか?食事代、映画代、プレゼント……毎回全額出してくれる男性は、一見すると「男らしくて余裕がある人」に見えるかもしれません。

しかし問題は、その“与え方”の温度感を知る事が大切で、そのお金は本当に気持ちよく出してくれているのでしょうか。
もしかしたら「こんなにお金を使っているんだから、付き合うべき」「俺のものだ」という“見返り”を無意識に求めているかもしれません。ここを見誤ると、あとで大きなトラブルにつながります。
■【実話エピソード】別れ話の直後、「今まで使った分、返してよ」
とある30代女性のケース。
結婚相談所で出会った男性と数回デートを重ね、毎回高級レストランをご馳走されていました。
さらに誕生日には3万円以上のブランド財布をプレゼントされ「気に入らなかったら捨ててもいいからね」と言われたそうです。
しかし、交際を進める中で価値観のズレを感じ、丁寧にお断りをしたところ、翌日LINEで驚きの連絡が。
「財布返してくれる?こっちは何万も使ってるんだけど」
さらに、今までの食事代をざっくり計算した請求メッセージまで……。
女性は「捨ててもいいって言ったじゃないですか」と冷静に返しましたが、相手は「そういう意味で言ったんじゃない」と逆上し、最終的には弁護士をちらつかせてきたそうです。

■金銭で“関係性”をコントロールしようとする人に注意
このように、「自分がかけたお金=相手への支配権」と勘違いしてしまう男性は一定数存在します。「投資をしたのにリターンがない=裏切られた」と感じ、感情が一気に憎しみに転じることも。
こういったタイプの特徴として、以下の傾向があります。
- 最初からやたらと高額なプレゼントをしたがる
- 奢ったあとに「今日はこれだけかかった」などと金額を伝えてくる
- お礼や感謝のリアクションが薄いと不機嫌になる
- 自分が「どれだけ尽くしているか」を繰り返しアピールしてくる
「全部払うよ」は優しさのように見えて、裏には“見返りの期待”が隠れていることもあります。本当に誠実な男性は、相手に負担や気後れを与えないよう配慮し、金銭のやりとりにも節度を持っているのです。
もしも早い段階から高額のプレゼントや過剰な奢りが続くなら、「これって本当に好意?」と一歩引いて冷静に見極めてみましょう。恋愛初期だからこそ、自分を守る目線を持つ事が必要です。
- 間違った男性選びで後悔する前に、プロのサポートで理想の出会いを。まずは相談所へ。
↓↓↓
“好かれる”より“誠実な対応”を意識する
「最初のデートだからご馳走になるのが当たり前」「相手が払うと言ったんだから、遠慮なく受け取ればいい」——ついこんなふうに考えていませんか?
確かに交際初期は、相手に気を遣わせないようにと、男性が支払うシーンが多くなりがちです。
でも、その“甘え”が積み重なると、関係にひずみが生じ、最悪の場合「都合のいい人扱いされた」と逆恨みされてしまうことも。
大切なのは“好かれようとすること”ではなく、“誠実に向き合うこと”。ここでは、交際初期に気をつけたい金銭のバランス感覚と、自然にできるお礼の工夫を紹介します。

■「奢ってもらう」ことを当たり前にしない習慣づけ
1回目のデートで相手が全額払ってくれた場合、多くの女性は「ありがとう」の一言で済ませがちですが、そのあとの一言が重要です。
●「お礼に今度、〇〇(カフェ・軽食など)ご馳走させてください!」
このように、奢られたことを“特別なこと”として丁寧に受け取りつつ、次回のお返しを匂わせる一言が、相手への誠意となります。

●「今日は奢ってくれて当然でしょ?私、女子だし」
こういった無邪気な言動は、男性の“好意”を“義務”に変えてしまい、後々の逆恨みリスクにつながることがあります。

■プレゼントは受け取り方が9割|断る勇気と“証拠残し”
交際初期にプレゼントをもらった場合、その受け取り方が非常に重要です。特に高額なもの(ブランド品・アクセサリーなど)は注意が必要です。
対応のポイント
- 「えっ、こんな高価なもの…気持ちはすごく嬉しいけど、申し訳なくて…」と一度ためらう
- 「要らなかったら捨ててくれていいから」と言われたら、「じゃあ、そう言ってるスクショをLINEで送っておいて(笑)」と冗談ぽく証拠を取る
- 渡されたものの写真を撮っておく+「これはプレゼントってことでいいんだよね?」というやりとりをLINEに残す
こういった“軽いひと言”が、もし後で揉めた時にあなたを守る最強の盾になります。

■交際初期の「割り勘バランス」例:具体的なシーン別対応
シチュエーション | 相手が支払った内容 | 自分がカバーすべき内容(例) |
---|---|---|
映画+ディナー | 映画代+ディナー代 | カフェでの飲み物代や次回のランチ代 |
テーマパーク | 入場料+交通費 | パーク内の飲食代やお土産代 |
おしゃれなディナー | フルコース代 | 別日の軽めのランチをご馳走する |
恋愛初期、相手の厚意に甘えすぎると、知らず知らずのうちに“奢られるのが当然な人”という印象を与えてしまいます。
本当に大切なのは、金額の大小ではなく「自分も何かを返そう」という姿勢。
誠実なやり取りを重ねることが、お互いに安心できる関係づくりにつながり、逆恨みや金銭トラブルを未然に防ぐことができます。
「ありがとう」の一言に、ちょっとした行動を添える。それだけで、あなたの印象はグッと変わりますよ。
- 「見る目がない」と悩む前に、婚活のプロに頼ってみませんか?相談所なら安心の出会いが。
↓↓↓
金銭トラブルを防ぐ!交際初期にやっておくべき“自衛のひと工夫”
交際初期のトラブルは、ほとんどが「まさか、そんな人だとは思わなかった」で始まります。
特に金銭が絡むと、感情的なもつれは一気に深刻化。関係性が曖昧なうちにお金の貸し借りや高額プレゼントが発生すると、後にトラブルの火種になります。
だからこそ大切なのは、“証拠を残す”こと、そして“誤解を生まない言動”です。ここでは、交際初期にありがちな金銭トラブルを未然に防ぐための「小さな自衛テクニック」をご紹介します。

■「そんなつもりじゃなかった」を防ぐLINEでの証拠残し
一見冗談のようなやり取りでも、あとで「言った・言わない」になりがちなのが男女間のトラブルです。特に以下のようなケースでは、“証拠残し”が非常に有効です。
- 「これはプレゼントだから」「要らなかったら捨てていいよ」
- 「俺が出すから気にしないで」
- 「返さなくていいから貸してるだけ」
こうした言葉を信じてしまうのは自然なことですが、後から気持ちが変わる人も多いのが現実。
だからこそ、前回の章でも書いていますが、「じゃあそれ、ちゃんとLINEに書いてくれる?念のため(笑)」「ありがと〜!スクショ残しとくね(笑)」冗談っぽくこう伝え、記録を残すことであなたのリスク管理になります。
金銭トラブルの原因の多くは、“話し合わなかったこと”にあります。お金の話はしにくいですが、実は“しないこと”の方がリスクです。
毎回デート代を出してもらっている場合は「今後もずっと奢らせるのは申し訳ないから、交互に出し合わない?」、毎回高額はプレゼントを買ってもらっている場合は「もし何か買ってくれるなら、金額は気にしてもらえると助かるな」。
こうした一言を自然に入れられる関係性を作れるかが、今後の安心材料になります。たとえ少額でも、お金の貸し借りは基本NGと考えましょう。
あなたがお金を出す側の場合、
- 彼が「急に現金が足りなくて…」と頼んできたから、5,000円貸した(→後日返されず、そのまま自然消滅)
- 後日折半と言われたので「2人のために」と、ペアの高額チケットを購入したものの購入後拒否された
こうしたケースは珍しくありません。自分のお金は自分で管理し、「貸すなら返ってこない前提」で対応することが大切です。
「証拠を残すなんて大げさかな?」と感じるかもしれませんが、後々の自衛としてはとても有効な手段です。交際初期は、お互いにまだ“相手の本質”が見えづらい時期。だからこそ、自分を守る工夫が必要です。
冗談めかしたやり取りでも、記録に残すことであなたの立場が明確になり、もしもの時にも冷静に対処できます。
恋愛は感情だけで進めないことも大切。しっかり“自衛”を意識することで、安心して次のステップに進める関係性が築けます。
まとめ

以上、この記事ではお金にまつわるトラブルについて書かせて頂きました。
交際初期の金銭トラブルは、関係性が浅いからこそ起きやすく、あとから取り返しのつかない事態になることもあります。
大切なのは、相手に誠意を持って向き合いながらも、自分の身を守る“ちょっとした工夫”を忘れないこと。
証拠を残す、対等な金銭感覚を意識する、安易な貸し借りは避ける——これらの基本を押さえておくだけで、トラブルの芽をしっかり摘むことができます。安心して恋愛を楽しむためにも、自衛力を身につけておきましょう。

婚活ランキング

にほんブログ村

コメント